THESIS シリーズアンプ

audisonが求めるそのサウンドに至るまでの道のりには、概念上のクロスロードが存在しました。その岐路において、それぞれ別の 歩みを辿ってきた最新のデジタルテクノロジーとトラディショナルな技術が運命的な出会いを果たすことになります。 このふたつはそれぞれ異なる性質の利点を持っていますが、互いに融合し、より高い次元のサウンドクオリティレベルへと 到達できる可能性を持っています。このコンセプトのもとに新しいThesisアンプが誕生しました。シグナルアンプリフィケーションに 関わる部分の製造には最上級レベルのアナログ技術が投入されていますが、その一方でインプットセクション、およびプロセシングや モニタリングといった機能には最先端のデジタルテクノロジーの粋が結集しています。

  

THE POWER SUPPLY STAGE

アンプの電源セクションは5個のユニットで構成されています。Flaybackパワーサプライはローレベルのシグナル・セクションに特化しており、他の4つの高効率パワーサプライと共にSynchro-PWMモードを動作します。これらのパワーサプライはアンプの最終段に特化して電源供給をおこないます。
独立したパワーサプライをシンクロナイズド・モードで動作させることにより高周波の電磁波干渉を低減し、各セクションにハイパワー/ハイボルテージのMOSFETを使用することが可能になります。
パワーサプライの仕切りとトランスの二次巻線の実装でDual Powerモードの使用が可能になり、ユーザが直接設定し、オンボートのマイクロ・プロセッサですべて管理することができます。

THE FINAL STAGE OF POWER

HV ventiと同様にTHESISアンプの最終段の出力は、新たに基盤レイアウトを見直すことから始まっています。最終段の電流、出力およびスピーカーのグランド・リターン・パスなどを制御するため、別々のモジュールにパワー・デバイスをインストールし、電磁波による音楽信号への干渉を抑制しています。
ドライバ(ボルテージ・アンプリファイア)には、トリプル・カスコード・タイプのアーキテクチャを採用。複雑な基盤レイアウトによって、フルAクラス・バイアスでの使用も可能になります。

ASC (Amplifier Status Controller)

TH ampシリーズにはASC(アンプ・ステータス・コントローラ)が実装されており、アンプの全機能のコントロールをプログラムすることができます。四つのボタンを使ってマイクロ・プロセッサに直接アクセスし、デリケートなサウンドに干渉することなく下記のような機能をコントロールします。

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